月食のしくみ
まず、地球の昼と夜について
太陽の光が地球に当たっています。
陽があたっている面が昼間。
その裏側、つまり、陽の当たらない側が夜です。
地球が自転するため、昼と夜がくり返します。一回の自転は24時間です。
地球のかげ
下の図をみてください。
太陽の光が地球に当たり、地球の影が宇宙空間に長く尾を引きます。
月は地球の周りを回っています。
月が運動するうちに、地球の影に入ることがあります。
「地球の影が月に落ちる、」といってもかまいません。
地球の影に月が入ると、月が欠けてみえます。
これが月食です。
(太陽、地球、月の全体的な位置関係は こちらの図が参考になります。)
地球から月をみると、月に地球の影が落ちると下の図のように、月が欠けて見えます。
バックが真っ暗なので、月以外のところでは地球の影はバックと区別つきません。
(図の紺色のところと黒とは実際には区別できません。)
月食を3.6倍楽しむ方法
―― たった一枚の月食のスケッチから月までの距離と月の直径が何kmかわかる ――
そんな 魅力的な月食の見かたを紹介します。
題して 「月食を3.6倍楽しむ方法」