出前事業

概要

手作り望遠鏡の作成、4次元宇宙シアター(3Dで宇宙空間を表示できる設備)上映、星空教室などのプログラムを用意しています。

学校、公民館、子ども会、お友達の少人数グループなどの申し込み、問い合わせをお待ちしております。

産業科学館での様子1

プログラムの一覧

プログラム名参考
望遠鏡を作って、観る 小さな望遠鏡を自分で組み立てて、宇宙を観察します。 詳細はこちら
4次元宇宙シアター(グループ利用) 4次元宇宙シアター のグループ利用です
4次元宇宙シアター(出前上映) 4次元宇宙シアター の機材を持って伺います
星のソムリエによる星空案内ガイドツアー(やまがた天文台のグループ利用) 詳細は やまがた天文台 をご覧ください
星のソムリエによる星空案内ガイドツアー(出前)
やまがた天文台見学と4次元宇宙シアターセット(グループ利用)
星空教室(出前授業・観望会[夜]) 星座を見つけたり、望遠鏡で観察します。 実施例はこちら
宇宙教室(星空や宇宙に関する授業[昼間も可])

お申し込み

お申し込みの流れ

  1. 以下のフォームからお申し込みください
  2. 担当者から折り返しご連絡いたします
  3. ご希望などを伺い、詳細な実施計画を作成いたします

お申し込みの前にご確認ください

  • 出前のお申し込みは 実施希望日の1ヶ月前、できれば2ヶ月以上前までに お願いいたします。
  • お申し込みをされても必ず実施できるとは限りませんのでご了承ください。(天体の位置、人員の配置等の条件が整った場合のみ実施となります。)

申し込みフォーム

費用

プログラムの内容、参加人数に応じて費用を頂戴しております。また、遠方の場合は別途交通費をお願いする場合があります。

ただし、依頼者の所属する機関などで規定額があれば、規定額により依頼したい旨とその金額を問い合わせの際にお書きください。

「望遠鏡を作って、観る」

3,000円×人数 (望遠鏡キット代金、消耗品、運営費等込)

これ以外のお礼などは一切いただきません。

「4次元宇宙シアター」

500円(大人) 300円(子ども) ×人数(配布資料、消耗品、運営費として)

遠方の場合は、立体視設備などの運搬費(4-5万円程度)が別途かかります。

「星空案内ガイドツアー」

A.非営利団体(学校や子ども会等)が行う事業への派遣
 ・案内料:1回2,000円/案内人1人あたり
 ・交通費:開催地等により相談して決定する。
 ・宿泊費:宿泊を伴う場合は主催者が宿泊費・食費を負担する。
 ・ただし、主催者が経費に関する規定を持つ場合は相談の上、規定に従う。
B.営利団体が行う事業への派遣
 ・案内料:時給6,000円/案内人1人あたり
      案内時間に対して30分単位で計算
 ・交通費:山形大学からの交通費を実費支給
 ・宿泊費:宿泊を伴う場合は主催者が宿泊費・食費を負担する。
C. 実際にはAとBの中間的な場合があると思います。その場合は個別にご相談ください。

「星空教室、宇宙講座」等

200円×人数。ただし、上記金額が5,000円に満たないときは5,000円。

ご不明な点がありましたら遠慮なくお尋ねください。

申し込みフォーム

プログラムのご案内 「望遠鏡を作って、観る」

はじめに

子どもたちといっしょに天体望遠鏡を作って、実際に宇宙を観る、 というたのしい企画です。

小さな天文学者の会では長くこの企画を続けて来ていて、産業科学館や小学校への出前授業でたくさんの実績を持っています。

産業科学館での様子2

小学校4年生くらいから中学生、高校生、大人、どの年齢層でも喜んでいただけます。

親子行事でも、子供だけでもどちらでもOKです。 学校の学年単位、クラス単位、公民館、子供会、おともだちのグループなどお好きな単位で出前授業をお申し込みください。

授業の概要

ガリレオのように自らの手で望遠鏡を作り、宇宙を観察します。

コルキット
  • 望遠鏡を作る

    口径 4cm 望遠鏡キットを組み立てます。約1時間で組み上がります。消耗品などは当会で準備しますのでとても経済的です。

  • 観察

    できた望遠鏡で月を観察。いつも歓声があがるのはこの瞬間。 月はつるっとした球ではなくて、クレータや山、谷といった起伏のある表面を もつことを観察。感動ものですよ!
    この望遠鏡では、土星の環、木星の衛星の観察をすることも出来ます。

  • 望遠鏡の原理(これは望遠鏡製作の前に挿入するオプションです)

    望遠鏡はなぜ遠くのものを大きく見せてくれるかをガッテンしていただきます。 立体的実像の実験・観察を通して、驚きをもって、直感的に理解できます。 (ここでおこなう凸レンズによる立体的実像の実験は本会独自の実験です。 科学館などでみることができない貴重な体験ができます。)

授業には短縮バージョンと完全バージョンがあります。

短縮バージョン
はじめのことば > 望遠鏡製作 > 観察
完全バージョン
望遠鏡の原理 > 望遠鏡製作 > 観察

出前を依頼するときはどちらにするかお選びください。 小学校などで一学年全体に対する出前では短縮バージョンが適当です。 少人数グループ、科学クラブなどの単位ではじっくり学ぶ完全バージョンが適当です。

主催者が準備するもの

なるべく主催者(依頼者)の手間を軽減するため、望遠鏡の注文や消耗品の準備などは当会でいたします。

  • 短縮バージョンの場合(小学校出前など)はこちらをクリックしてください。
  • 完全バージョンの場合(産業科学館、理科クラブなど)はこちらをクリックしてください。

費用

費用については、3,000円×人数分いただいております。

望遠鏡のキット代、テープやセメダインなどの消耗品、ボランティアスタッフの車代など運営費用を含んでいます。 (これ以外のスタッフへの謝金等は一切不要です。)

ただし、山形から非常に遠距離の場合は交通費について別途ご相談する場合があります。

日程や時間の調整

日程を考える際には月齢を考慮します。

望遠鏡を作ったあと、初めて観察する対象としては月が最適です。 月齢が7(上弦)を中心に前後3日が最適ですので、そのような日程を組むことをお勧めします。 どうしても都合が合わないときは満月(月齢15)近くでもよいでしょうし、 惑星の観察が可能な時期が次善の策です。また、日中に太陽の黒点を観察するという裏技もあります。 なるべく 早めに当会にご相談ください。

次に時間です。日没直後はまだ明るいので星の観察はできません。 日没後1時間で真っ暗になり星が観察できます。 たとえば、日没が6時のときは、望遠鏡完成の目標時間を6時半ころに設定し、5時半ころ望遠鏡製作をスタートさせることができます。 これより遅い分には問題ありませんが、早いと望遠鏡が出来たのにまだ明るいということになります。

たとえば、アストロアーツのホームページには 月齢カレンダー、日没表、星座早見などの便利なツールがあるので簡単にチェックできます。

実際のプログラム例

実際のプログラムの例も参考にしてください。

11月1x日 土曜日
日没:16:30頃、月齢:7
PCを持参、スクリーン、プロジェクターは学校のものをお借りする。
16:00-16:05
始めの会 挨拶など (体育館)
16:05-16:20
a. 代表者スタッフ紹介
b. 望遠鏡について
(望遠鏡が発明された頃のことやガリレオがやったことなどについてクイズを交えて勉強します。)
16:25-17:25
各教室(3クラス)に移動して望遠鏡作り
17:30-18:30
観察へ(少し遅れても大丈夫)
a. できたら三脚に取り付けグランドへ 雨天のときは体育館へ
b. ピント合わせの練習(一人一人チェックしてあげる)
c. 月の観察(一人一人ピントのチェック)
18:30-19:00
体育館集合
a. 星空案内人による月や星などについての話
b. 太陽を見ないことの注意
c. 宇宙について質問コーナー
雨天曇天のときは体育館集合を早め、スレラーナビゲータなどでの説明時間が増える。

プログラムのご案内 「星空教室」

実際のプログラム例 夏の星座観察会メニュー

9月x日 土曜日
会場:小学校のグラウンド
日没:17:50頃、月齢:1.3 (太陽の近くで 、ほとんど見えない)
金星 日没時の高度 19度。18:40で高度10度になる。半月よりもうすこし細くなった金星が見えます。

曇天の場合は中止。決断は16:30ころ学校の先生がおこなう。
17:45
スタッフ現地集合時刻
17:45-
望遠鏡の設営
18:00
生徒の集合時間
18:15-18:40
1. 前菜 - 金星観察 (日の入りとともに)

西の空低いところに「宵の明星」金星が見えています。 望遠鏡で見ると、金星は半月形に見えます。

なぜ、半月形に見えるのでしょうね?

(スタッフ一人に望遠鏡一台担当お願いします。)

18:40-19:15
2. 主菜 - 星座観察 (日没後1時間くらいから)
  • 天頂(ま上)に、こと座のベガ(おりひめぼし)が見えます。

  • 天頂(ま上)から東やや北よりすこし離れたところ(てのひら1つ分弱)に、はくちょう座のデネブが見えます。

はくちょう座の十字の星の並びが見えればOK
はくちょうのひらいたつばさがみえるかな?

  • 天頂(ま上)から南へ(やや東より)すこし離れて(てのひら1つとすこし)、わし座のアルタイル(ひこぼし)が見えます。

  • 以上、3つ見つかったら三冠かくとくで、夏の大三角の完成です。

  • 南の空にやや赤っぽい星が見つかれば、さそり座のアンタレスです。

左下に向かって、つりばりの形(Sの字)にほしの並びがあります。
全体としてはてのひらくらいのサイズです。これがサソリのシッポになります。

  • はくちょう座からサソリのシッポに向かって天の川が見えたら、ラッキー!

  • 北西の空に、北斗七星が見えます。これがわかれば北極星も確認できます。

ボランティアスタッフ一人にひとつの班(15人-20人)をお任せしますので、資料を参考に興にまかせて自由に説明ください。

3. デザート
  • 神話や伝説: 参加会員には、各星座の説明資料をお送りします。
  • 望遠鏡で見る: 条件が良く、時間があれば見ますか?
  • 天文学の話: アンタレスは巨星です。その他、おりひめとひこぼしの距離、とそれぞれの星の解説も説明資料をお送りします。
19:30
解散

お申し込み

お申し込みの流れ

  1. 以下のフォームからお申し込みください
  2. 担当者から折り返しご連絡いたします
  3. ご希望などを伺い、詳細な実施計画を作成いたします

申し込みフォーム

お申し込みの前にご確認ください

  • 出前のお申し込みは 実施希望日の1ヶ月前、できれば2ヶ月以上前までに お願いいたします。
  • お申し込みをされても必ず実施できるとは限りませんのでご了承ください。(天体の位置、人員の配置等の条件が整った場合のみ実施となります。)
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